DVDはとても魅力的な記録媒体

最終更新日 2024年4月30日 by andiwa

DVD

▶️今はDVDよりもブルーレイディスクが人気

近年では映画やアニメなどの映像ソフトを購入したり、テレビで放映されている番組を録画したりする媒体に、ブルーレイディスクを選ぶ人が多くなって来ています。

しかし、そのブルーレイディスクよりも一つ前の媒体であったDVDの存在価値がなくなってしまっているかというと、決してそんなことはありません。
例えば、街のレンタルビデオ店では裏DVDはじめブルーレイディスクとは比べ物にならないくらい多くのソフトが取り揃えられていますし、大手通販サイトを見ると新しい商品が次々と発売されているのです。

さらに、中古のソフトの中にはプレミアが付いて、販売当時よりもはるかに高い金額で取引されている商品が少なくないという点も、まだ現役感を感じさせる理由となっています。

実は私もまだブルーレイディスクが見られるようなプレーヤーを持っていませんし、またパソコンのドライブも対応していないので、今後もしばらくはDVDを使い続けようと思っています。

ブルーレイディスクは従来の媒体と比較すると非常に多くの情報を記録することが可能ですし、画質の良さも大幅に向上しているので、ハイビジョンの液晶テレビが普及して来ている今の時代に適していることは確かです。

そうは言っても、すでにDVDのプレーヤーやレコーダーを持っていて、それらがまだ現役で使用できるにもかかわらず、ブルーレイディスクに買い替えようと思わせるほどの大きな魅力があるかと考えると、そこまでではないのではないかと思われます。

その画質の良さは一般的に大きな魅力ではあるのでしょうが、ある程度の年齢になると目がそれほど敏感ではなくなって来るので、一定のレベルの画質であれば不満を感じることはありません。

現在目にしている画質でも十分なレベルだと感じられるのです。
また、そのディスクは傷や歪みに対して非常にデリケートで、使用や保管の際にちょっとしたミスをしてしまっただけでも見られなくなってしまうことがあるという話を耳にしたことも、買い替えに二の足を踏んでしまう理由の一つとなっています。

▶️懐かしのビデオカセットなどはアダルトでよくお世話になった

さらに前の記録媒体であったビデオカセットや、以前は数多くの種類の映像ソフトが販売されていたレーザーディスクと比べると、DVDはその画質の良さや、サイズが小さくて軽いことなどの様々なメリットがあると感じさせてくれたので、私や周囲の人たちも積極的に買い替えました。

ビデオカセットには何度も上書き出来るという点が便利ではありましたが、テープに磁気で記録するという特徴から、映像や音声にノイズが入りやすかったり、テープがビデオデッキの中で絡まって見られなくなったりするといったデメリットがありました。

またレーザーディスクはビデオカセットと比べると画質や音質は良かったものの、自分たちで記録することが出来ないという致命的と言えるほどのデメリットがありました。

また、ビデオカセットの場合は数多くのソフトがレンタルビデオ店で取り扱われていたので、それほど大きな費用をかけなくても見ることが可能でしたが、レーザーディスクをレンタルしているお店は私の知る限りではありませんでした。

そのため、決して安くはない費用をかけて、映画などのソフトを購入して鑑賞するという楽しみ方しか出来なかったのです。
その上、一枚のディスクのサイズはレコードと同じくらいと大きくて重かったので、特に複数枚を持ち運ぶ際には大きな苦労を伴いましたし、傷に弱いという難点もあったため、ちょっとした傷が付いただけで映像が乱れることが珍しくなく、取り扱いの際には注意を払わなければなりませんでした。

▶️裏DVDの内容がブルーレイディスクで再販されたらいいな・・・

その点、DVDはそういったビデオカセットやレーザーディスクの問題点を克服する画期的な媒体だったのです。
今の若い人は当たり前だと思うかも知れませんが、CDと同じコンパクトなサイズのディスクの中に、映画一本分が丸ごと入っていても十分以上にきれいな画質で見られることに、当時の私たちは驚いたものでした。

またビデオカセットやレーザーディスクと比べると圧倒的に軽くなったので、購入したりレンタルしたりして自宅まで持ち帰る際の苦労もなくなりました。
その上、記録面に多少傷が付いても機械の方で補正してくれるので、取り扱いに過度な緊張感を持つこともなくなりました。

それらのメリットがとても大きなものだったので、その当時はとても大きな満足感を感じさせられ、さらに今でもまだ十分現役として使い続けられるだけの魅力を保ち続けているのです。

最近ではブルーレイディスクを見るための機器の価格が安くなってきているとは言っても、庶民にとっては決して安くはない買い物なので、現在使用中の機器がまだ使い続けられるうちには、あえて次の媒体に切り替えようとまでは思えません。

このように、新しい記録媒体が誕生してからもうかなりの年数が経っているにもかかわらず、私を含めた少なくない人数の人たちがまだ使用し続けているということには、DVDがとても魅力的な媒体であることが表れていると言えるでしょう。