使える機会の多いポータブル電源

最終更新日 2024年4月30日 by andiwa

ポータブル電源とは、AC電源を搭載する、持ち運び可能ながら高い出力を有するバッテリーのことです。
普段使っている家電の電源としても使うことができるため、キャンプ時や車中泊で使われるだけでなく、災害時などの非常時に電源として重宝します。

モバイルバッテリーとの違い

持ち運び可能なバッテリーというとモバイルバッテリーを思い出す人も多いですが、こちらはUSBのタイプBやタイプCといったスマホ、タブレットにしか使うことができない、出力の弱いものです。
ポータブル電源でスマホ等の重点はできますが、モバイルバッテリーで他の家電は動かせないということです。
ポータブル電源は電池の容量が大きく、品物によっては太陽光やカーチャージによる充電が可能なものもありますので、使用できる環境はぐっと広がります。
どのようなシチュエーションで使うのかを踏まえて、自分に合ったものを選びましょう。

用途に応じた性能や電池容量

自分用のポータブル電源を選ぶときに注意したいのが、用途に応じた性能や電池容量です。
一般的に、バッテリーは電池容量が多くなるほど重さも増えてくるため、何でもかんでも容量の大きいものを購入すればよいというわけではありません。
自宅で電源がない場所用に使いたいという場合には、それほど電池容量は必要なく、むしろ気軽に持ち運べるような重量であることが大切になります。
逆に、キャンプや車中泊での使用をメインに考えている時には、車に載せるので多少重さがあってもある程度電池容量が多いものを選ぶとよいでしょう。

災害時など非常事態に使う場合

一方、災害時など非常事態に使うというのならば、しばらくの間自宅の電力を賄えるくらいの大容量のものが必要です。
もちろん、出力ポートが使用する電源に対応しているか、外で使う場合には防水機能がついているかなども判断基準の一つにしましょう。
また、使う予定の家電製品の周波数や出力波形に対応しているかどうかも確認しておく必要があります。

外で使うことが多い場合

外で使うことが多い場合には、電力が枯渇した時のために太陽光やカーチャージでの充電ができるタイプがあると便利です。
ただし、太陽光は充電の効率がそれほど良くはないので、あくまでも非常時に使うようにしましょう。
非常時に備えてライトやラジオがついているものは、災害用としてもキャンプや車中泊用としても役立ちます。

まとめ

このほかにも、ポータブル電源への充電をしながら他の家電を使えるようなタイプなど、いろいろな機能が付属していますので、用途に合ったものを探してみましょう。

ポータブル電源使い方