日本はカジノが出来る国になるのか?

最終更新日 2024年4月30日 by andiwa

カジノが解禁される日も近い

日本は近い将来カジノが出来る国となる可能性はかなりあります。
既に大阪府はこれを前提として経済の活性化をかんがえた取り組みも始めていますし、国会でも度々これまでもカジノ法案が議題に上がることがありました。

日本はギャンブルは禁止されているので、今のところはカジノは禁止されています。
ですが、このギャンブル禁止の国では既に無くなっているという意見の方が正しいといってもいいでしょう。

競輪や競馬は既に国民的な遊びとなっていて、お金をかけて堂々とオッズなどがテレビなどのメディアでも連日報道されています。
宝くじも発売されていて、大人気ともなっていますから、これでギャンブル禁止をしているのかといわれても仕方がないでしょう。

完全にギャンブル禁止という事が名ばかりになっているのは事実です。
競馬は良いけれどもカジノは駄目といっても説得力に欠ける事は誰の目にも明らかです。

となるとこれまでのキャンブルを禁止するのか、それでも新しいギャンブルも問題なしにするのかどうかという事になるわけですが、これはこれまでのギャンブルを禁止することも難しいでしょう。

というのは既にそれが社会の仕組みの中で機能してしまっているからです。
競馬で生計を立てている人もいるわけで、これをこれまで公認してきた以上、急にこれを禁止するということはまず出来ないでしょう。
となると、新しいギャンブルを問題なしという事にするしかないというのが大阪府などの読みということになっているわけです。

日本の景気の起爆剤として導入される可能性が高い

これは、かなり正確な読みだといっても良いでしょう。
新しいギャンブルが必用なのかという問題だけをクリアすればいいのですが、これは今の閉塞的な日本では必要だと言えば、かなり力を持つ言葉になります。

今の日本は新しい産業を見出せないで閉塞感に満ちています。
特に日本はエネルギー輸入に頼る国なので、資源が乏しい日本が世界で生き抜いていくためには、何か新しい産業を起こしていくことが必要になるのは当然の事です。

何もないところに人は来ません。
ですから、ギャンブルというのは人を呼ぶにはもってこいのサービスという事になるでしょうから、これが日本の景気の起爆剤として導入される可能性はかなり高いという事になるでしょう。

依存症や治安悪化の問題はそこまで心配ない?

これに対して、反対意見も当然あります。
最も大きな理由は依存症の人が多く出てくるという事と、治安が悪くなる可能性があるという事ですが、これらは反対理由としては弱いと言わざるを得ません。

というのは既にギャンブルの象徴的なものである競馬を認めてしまっているからです。
これも当然依存症の人もいれば、これによって治安が悪くなっている所もあります。

その代わりに大きな経済効果をもたらしているという事は間違いのない事実です。
となれば、競馬は良くてギャンブルは駄目という理屈が全く通用しません。

競馬がそれほど浸透していないというのであれば、している人が少ないという事を理由にしてギャンブルの危険性を指摘することも出来ますが、競馬は国民的な人気を獲得していて、これを非難するととんでもないブーイングを受けることにもなってしまう状況です。

ですから、競馬は非難することなく他のギャンブルを非難するという事は既に荒唐無稽になってしまうわけです。
既に依存症の人がいるわけですから、そうした依存症の人の対策をすべきなのに、まだ導入されていない新しいギャンブルについて、禁止だといっても全く説得力がないわけです。

新しいギャンブルについて禁止をするのであれば、既にあるギャンブルにおいても当然禁止するべきということになってしまいます。

ギャンブルとしてのカジノの必要性について

もう一つの考え方として、これ以上のギャンブルは要らないからカジノは駄目という考え方が出来ます。
ただ、これについても説得力には乏しいという事になるでしょう。

何を根拠にして、これまでが良くてこれからは駄目になるのかという事になるからです。
方やこれから経済を活性化してより人が快適に暮らせることを考えているのに対して、現状維持がベストという事になると、本当ですかという質問が逆に来るようなことにもなりかねません。

自由経済において、停滞は即ち没落を意味することになります。
これは、自由経済というのは自由競争でもあるからでしょう。

競争をしている以上、その場でとどまっていると間違いなく後れを取ることになります。
現状維持というのは実はとんでもなく難しいことだったりもするのです。
常に進化してチャレンジしていないと、直ぐに時代に遅れてしまうことになってしまいます。
それが自由経済だという事を自覚する必要があります。

日本がギャンブル以外で経済発展をする大きな要因があれば、それをもって新しいギャンブルは駄目というような事も言えたりするのですが、観光という話になると、これはギャンブルが観光の目玉ともなるので、説得力がなくなってしまいます。

最終的には今のままだとカジノはいずれ承認されることになる可能性が高いといえそうです。

 

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