良い保育園を探す方法

「良い保育園を探す方法を知りたい」
「保育園選びってどうしたらいいの?」
「近頃怖いニュースばかりで保育園に子供を預けるのが不安・・・」

産後はどこか信頼できるところに子供を預けて、働きたいと考えている親御さんをサポートしてくれるのが保育園の存在です。
住んでいる地域には保育園がいくつかあるけれど、大切な子供を長時間預ける場所だからこそ、安心して任せられるところを選びたいと考える親御さんは多いため、保育園を選ぶ時に確認すべきポイントをしっかり押さえておきましょう。

関連:保育園建築

あん福祉会の事業を解説

保育園選びで外せないポイント

保育園選びをする上で、子供にとって最も良い環境だり、親も安心して働くために外すことができないポイントは大きく分けて、場所・保育時間・給食や捕食・料金・施設の方針や保育士さんの雰囲気・口コミの6つです。

場所

まず重要なポイントの1つが「場所」であり、入園することが決まったら毎日子供を送り迎えする必要が出てくるからこそ、自宅から施設までどのくらい時間がかかるのかしっかり確認した上で、なるべく送り迎えの負担を減らすことを考えることが必要です。
例えば徒歩圏内で移動することが可能な距離に施設があるのか、自転車を使用したほうがスムーズかなど調べておくと少しでも親側の通勤の負担を減らすことができます。
もし車通勤を考えているならば、渋滞が発生しやすいエリアなのか、施設内に駐車場はあるのか、何台まで駐車可能なのかを調べておくと安心です。
育休後もしっかり働きたいと考えているならば、毎日職場へ遅刻をしないことが大前提となるので、自宅からの近さだけではなく自分の職場からの距離も良く考えて、総合的に判断してどこにすべきか選ぶことが重要になります。

保育時間

保育時間は、子供を預ける施設によって時間の違いがあります。
なるべく希望する保育時間で預けることができる施設を選ぶようにしましょう。
このとき確認しておきたいポイントが、預かり時間はいつまでなのか、休日は預かり保育をしてもらえるのかという2つです。
例えばパンフレット等に開演時間が7時から19時と記載されていた場合、開園時間内であればいつでも預けられるとは限りません。
これは親御さんの勤務時間が短い方を基準にして、勤務時間と通勤時間でその子の預かり時間が決められるケースがあるためです。
こういった部分から一度施設に子供を送迎してから、家に戻って家事をしてから出勤しようと考えていたら断られたという方も実際にいるので、預かり時間は直接園の方に確認することが大切です。
休日は基本的に休みにしているところが大半ですが、事前に申込みを行って別途料金を支払うことで休日や祝日でも保育をしてもらえる場合もあるので、対応が可能かを確認するようにしましょう。

給食や捕食

給食や捕食の内容は、子供の健康に大きく関わってくるポイントになるので必ずチェックしておきたい部分です。
子供にとって出される給食が楽しみになると、登園すること自体が楽しいと思えるようになるので、スムーズに登園させるためにも、毎月の給食お便りがあるのか・当日の給食内容の表示があるのか・施設内に調理室があるか・捕食は充実しているのかなど、詳しく知ることができることが理想です。
特に毎月の給食お便りや、当日の給食内容を施設入り口に表示しているところは、特に食育に力を入れていると判断することができます。
この時期の子どもは好き嫌いが激しくなりやすいため、食育に力をいれているところならば子供の好き嫌いを克服させるきっかけにすることもできるメリットがあります。
また捕食がきちんとあるところだと、お昼の給食からお迎えの時間で子供がお腹を空かせてしまう心配がないので、迎えに行った後自宅で急いで夕食の準備をする必要がなくなり、余裕を持って夕食作りが行えるようになります。
また調理室のあるところだと、個別のアレルギー対応も行ってくれるので、安心して食事面を任せることができることは親にとっても非常に助かるポイントといえます。

料金

保育料やその他でかかる費用面など、利用する上で必要となる料金面はしっかりチェックしたい部分です。
認可施設の場合は保育料は収入から計算され、保育園独自の料金体系ではないケースが殆んどなのに対して、認可外施設は保育料や給食費、必要な道具にかかる費用は独自の料金体制となっているため、料金がどのくらいかかるのかしっかり確認する必要があります。
特に指定の体操服や帽子が必要になる場合は、入園時に購入が必須となるので入園費用として想定して準備しておきましょう。

施設の方針や保育士さんの雰囲気

施設の方針や保育士さんの雰囲気では、子供が長時間過ごす場所だからこそ施設の方針と両親の教育方針がマッチしていることが理想です。
また施設の方針では布おむつを推奨していたり、月に1回はお弁当など独自のルールを設けているところも多いので、許容できる範囲なのかしっかり検討することが大切です。
また実際に見学に行って現場で働いている保育士さんの雰囲気も確認してみて、子育ての悩みや相談が気軽に行える施設だと安心して預けることができます。

施設の口コミや評判

そして最後に施設の口コミや評判は、実際に通った経験のある方の生の声なので選ぶときの参考にすることをおすすめします。
他にも子育て支援センターや子供広場など、未就園児が集まる場所で評判を聞いてみるのもおすすめです。

保育園の問題はどのようになっているか

時代の流れの中での保育園問題

日本は、2000年以降から東京都心部に人口が集中している傾向があります。

100年以上前にさかのぼると、東京以外の地方都市の人口が増えていた時期があり、少なくとも日本海側や太平洋側の地方都市で日本有数の人口を誇るところが少なくありませんでした。

ところが、戦後首都圏に人口が集中してしまったことから、地方の人口が少なくなり日本の中でもおよそ3000万人の人が首都圏やその周辺に集まってきています。

このような時代の流れの中で様々な問題が生じますが、その一つが保育園の問題になります。

どのような問題が生じたかといえば、東京23区の中でも世田谷区や杉並区といった地域は若い世代が集中していることからどろんこ会などの保育園が不足している状態になっています。

いわゆる、待機児童問題はこれにあたりますが人によっては全く区を信頼していない場面も見受けられます。

倍率がどのくらいかといえば、場所によって異なるものの5倍から6倍ぐらいの競争率があります。

このような問題を解決するためには、普通であれば保育所をつくれば問題の解決の一助にはなると考えるはずです。

ところが、実際に保育所をつくる計画を立てようと考えても場所がないためそもそも作ることができません。

そのため、パークの中に保育所をつくってはどうかといった意見も見受けられました。

実際にパークの中につくるのは、物理的に不可能ではありませんがなかなか計画が進まない傾向があります。

この問題の中で、反旗を翻している人たちがおりそれはそこに住んでいる人たちの一部になります。

保育所が近くにできてしまうと、自動車の出入りが激しくなるため可能なかぎり作ってほしくないといった意見です。

また、別の人は保育所をつくることで、地域がうるさくなってしまうので静かな環境から遠ざかってしまうので作ってほしくないといったものもあります。

このようなときには、なかなか思ったように先に進まない可能性がありますのでしばらくこの問題が解決しない可能性は高いです。

いったいどのぐらいの時間がかかるかわかりませんが、まずはそこに人口が集中する以上はその問題から解決する必要があるでしょう。

解決の糸口は、東京に人口が集中することに問題がある

では解決の糸口がどこにあるかといえば、やはり東京に人口が集中することに問題があるわけですので東京に集中しなければよいだけの話しです。

すでに問題が起こっている段階でかなりの人口集中していますので、それ以降に移り住んで来る人はあらかじめこの問題を頭にいれておき、自分たちがそのような問題に直面することも認識しておくことが大事です。

ではいったい、なぜ東京に集中するかの問題ですが、やはり通勤や通学に便利だからといった理由があります。

それだけでなく、買い物するときも東京にいれば困ることはありませんので高いお金を出してでも移り住みたいわけです。

根本は国の問題である

そこまで考えるとだんだんとわかってきますが、根本は国の問題であることに気がつくはずです。

国が首都圏一極化の政策をとっていることからこのような問題が生じてしまいましたが、実際には地方都市が元気でないと日本の再建は難しいと考えられています。

実際に地方都市で保育所の問題が生じていることはほとんどありませんので、これは単に行政の怠慢ではなく人口が集中することに対する問題がネックになります。

地方都市を元気にするためには、積極的に地方の魅力を発揮させることが一番

地方都市を元気にするためには、積極的に地方の魅力を発揮させることが一番でしょう。

それと同時に、東京でなければ困らない理由を地方に見出せばよいだけです。

例えば通勤や通学の問題ならば、インフラ化を進めていくしか方法はありません。

これを繰り返すことにより、徐々に人々が地方に移り住み保育園に通いやすい仕組みができあがるでしょう。

例えば、各地方都市で住宅に対する補助金を大幅に増やして、地方都市に住の方が圧倒的有利だと認識させることが重要になります。

別の問題としては、少子高齢化も突如に関係してくる

別の問題としては、少子高齢化も如実に関係してくるところでしょう。

少子高齢化で地方都市に行っても高齢者ばかりになってしまい経済が発展しないだけでなく活気がなくなってしまいます。

少子高齢化の問題は世界的にみてもどこにも例がありませんが、少子化の問題ならばかつてのフランスが対策を考え実行したところ、少子化から脱出したといった話しもあります。

このような例をみると、どのように対策をしたかが重要になりますがフランスを例にとれば、日本円で毎年およそ5兆円ほどの国家予算をもしかに充てることで少子化の脱却を実施してきたわけです。

現在の日本がそこまでやる気があるかわかりませんが、もし少子化の問題は解決できれば一石二鳥といえるでしょう。

国民も一人一人意識を高めて、そのレベルが実行できるところまで持っていく必要があります。

ただ、今の段階で確実に保育所を選びたければ、無理して首都圏に住むのではなく少し外れたとこにすむか保育所の応募に外れたとしても別の選択肢を選ぶだけの余裕を持っておくことが必要になります。